今年からは敬老会 (7) ～１日目夜～

パパ逹は、お風呂に入ってサッパリ。

いよいよ、待ちに待った夕食の時間。

レジーナの森で夕食と言えば、コース料理か和牛のしゃぶしゃぶ。

ぼく逹が一緒じゃないと外食しないパパ逹は、みんな揃って食べられる

本格的なコース料理を楽しみにしていたんだけど、今年からは

経営母体が変わって、バイキングになっちゃったんだ。

ぼく逹の食事もバイキングで、美味しい物を好きなだけ食べられると

楽しみにしていたんだけど、期待はずれ。

パパ逹の料理は脂っぽい物ばかりだし、名物のローストビーフは

肉がボロボロで、近所のスーパーで売ってる切り落としの

ローストビーフの方が美味しいほど。

ぼく逹の料理も、普段お家で食べてる物の方が全然美味しいので

まずい料理は食べたくないって、無視してやったよ。

そんな料理じゃ写真に撮っても、彩りが悪くて茶色い物ばかりなので

楽しくないから写真はなし。

だけど料理は不味くても、パパ逹のテーブルは笑い声が絶えなかったよ。

写真はレストランで撮ったものだけど、ここからは食後に

のんびりハントくんのテントで寛いだお話。

テントでいっぱい写真を撮ろうと思ったパパだけど、主役のぼく逹が

疲れて寝ちゃうし、お話に夢中で撮るのを忘れちゃったんだ。

テントの中は、ひなちゃんちのセラミックヒーターのおかげでポカポカ。

父しゃんはパパと同じで10時には寝ちゃうので、朝早かったハントんんと

船を漕いでいたけど、ひなちゃんと一緒に暖房を入れがてら

キャンピングカーに戻ったんだ。

虹の橋のたもとに旅立った chocoくん や モッチくん ゲンタくん の

思い出話を聞いたりしているうちに、あっと言う間に時は過ぎて

時計の針は12時近く。

父しゃんから心配して電話も掛かってきたので、楽しい会話は

お開きにする事にして、ぼく逹は母しゃんを送って行ったんだ。

真っ暗なので心配した父しゃんは、キャンピングカーの外で待ってたよ。

母しゃんを送った帰り道。

空を見上げると、たくさんの星が輝いていたんだ。

レジーナで見る初めての、満天の星空にパパ逹は感動してたよ。

ハントくん逹をテントに送り、パパ逹もオルサへ。

こうして1日目の夜は、更けていったんだ。

この続きは、また明日 !

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